2013-09-15

today's mobilier


























今日は、モビリエの工房内の様子を少し。
写真は、キッチンカウンターの下に入る引戸の収納です。
普段とちがうのは、集成材を使っているところ。
お客様のご要望もあり、タモの集成材をダークブラウンに着色しています。
引戸の鏡板も、普段は使わないタモの突き板合板です。

集成材とは、節や割れなどの欠点を取り除き、
木の繊維方向をそろえた幅の狭い木を張り合わせて作られた木質材料です。
継ぎ接ぎの見た目がデザイン的でもあります。

突き板とは、見た目は無垢と似ていますが、
木を薄く(0.2mm~0.6mmぐらい)スライスしたもので、
今回はそれを合板に貼ったものを仕様しています。
写真で見ていただいてもわかるように、
ほぼ同じ木目が反復しているのも特徴の一つです。

集成材も突き板も、普段は使わない材料ですが、
たまに使うと無垢で製作する場合と要領が違うので、
また違った気持ちで製作に取り組むことができました。

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