2014-05-21

SHOE RACK



SHOE RACK

リフォームの仕事と平行して製作していた
横幅が2mもあるとても大きな靴箱です。
普段なら、枠と同じ木で作る扉の鏡板のところを
ラタン(籐)で製作しています。
自然素材ならではの風合いは
節が入った楢の木との相性もバッチリです。
通気性があるのもいいところです。
上の写真にはまだ取手が付いていませんが
真鍮の取手を希望されていたので
納品の際に、いくつか用意していた取手を実際に付け比べて
気に入っていただいた物を取付ました。

***

週間天気予報に雨マークが並ぶようになってきました。
我が家は倉庫を改造したつくりなので、
雨の音がダイレクトに部屋に響きます。
雨降りが続くのは憂鬱ですが、
6月から7月にかけては大好きなアジサイと蛍の季節♪
そう思うと、少しは明るい気分で雨を迎えられそうです。






2014-05-14

GOODS




5月も半ば、能勢の朝晩はまだひやりと肌寒さを感じますが
お昼時は夏を感じるようになりました。
梅雨が近づいてくるのですね…。

大きな仕事がひと段落し、待っていただいていた、小物の製作をしています。

一枚目の写真は額縁のパーツ。
家族写真や旅先での思い出のチケットをコラージュして飾ったり
アンティークのポスターに合わせたりと
モビリエはオリジナルサイズの額のオーダーを頂くことが多いです。
目的やお好みに合わせて大きさや木材を提案していますので
お気軽にご相談ください。
ちなみに、この写真の額はあえて木の節目を使って風合いを出しています。
きれいすぎない、ありのままの雰囲気が良いですね。

二枚目の写真は調味料入れのトレイとスプーンのセット。
東京のお店からいただいている注文です。
調味料のビンが落ちないように、ビンの大きさにあわせて少し段差をつけて
スプーンも立つようにしています。





2014-05-03

RENOVATION -living


ゴールデンウィーク真っ只中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
新緑鮮やかな瑞々しい季節、能勢の山々にはところどころ藤の花がほころんでいます。
この自然あふれる山里はどの季節も美しい景色を見せてくれますが
シャツ一枚で過ごせるこの時期がやはり一番気持ちがいいです。

***

Living -sofa

さて、今日はリビングのリフォームの様子をご紹介します。
モビリエは以前少しだけチラ見せしたソファーを承りました。
オーダーメイドなので、こだわれるところはトコトン納得して欲しく
革選びや色選びはもちろんのこと
フェザーやクッション材の厚みまで確認してもらいながら進めました。
フェザーは、使用していくにつれてへたっていくことを想定し
通常より多めに入れています。
総革張りですが、表面は防水コーティング加工されているので
汚れに神経質にならず使える家具に適したステアスムースです。
ソファのように面積の大きい用途の革は
全体にムラの出ないように革のシボを型押ししているものが多いのですが
柔らかで自然な風合いを求められていたので
型押しのないとても状態の良い革を使用しました。
こんなに大きなソファですが、革の繋ぎ目を出来る限り少なくした贅沢仕様です。
寝そべっても十分な大きさで、肌触りも良く
搬入してみると、予想以上に無垢の床材のお部屋にも馴染む色でした。