2015-07-18

changing



檜で製作したお風呂のフタです。
これまた半年ほど前の仕事です。。

昔は当たり前のように、木で作れるモノは何でも木で作っていたものです。
時は進み、便利になるにつれ、多くのモノが木から別の素材に変わっていきました。
それもそのはず。木は切ってからも呼吸を続け、それにより収縮や反りを繰り返します。
寸法、形状が安定しない木より、正確な別の素材へ。
良い状態を保つ為には手入れを必要とする木より、簡単なメンテナンスでいい別の素材へ。

そんな中、時々ですが今回のように木の生活用具のオーダーを頂くことがあります。
前回の記事のこたつの天板と同じように、反りに強い組み方にしています。
熱気を逃がさないように、フタが合わさるところは相欠きにしています。

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梅雨空が続いたかと思うと、真夏のような暑さに驚き
そして大きな台風の通過による大雨・・・
めまぐるしい天気の移り変わりに翻弄されている今日この頃です。