2015-07-06

shaker rack & tabletop























シェーカー様式のラックとこたつの天板です。
もう7月なのに、いま頃こたつ??ではなく、半年ほど前の仕事です。
忙しさにかまけてブログを更新していなかった時の仕事、、、
いくつかピックアップして更新していこうとおもいます。

話は戻りますが、みなさんはシェーカー様式をご存知でしょうか。
シェーカー様式とは、18世紀後半から19世紀前半にかけて
アメリカのシェーカー教徒によって
作られた建築、家具の様式のことを言います。
シェーカー様式は、構造が単純で直線が多用され
装飾は排除したシンプルで、実用的な機能性が特徴です。
モビリエの家具もこのシェーカー様式に大きな影響を受けるほど
個人的にも大好きな様式です。

今回製作したラックは、シェーカー家具の定番のデザインですが
サイズや細かいディテールなど、お客様の要望に合わせて製作しています。
ハンガーをかけるのはもちろん、布団を広げてかけたり
洗濯物を取込む時に一旦ラックにかけたりと
いろいろな使い方をされるそうです。

こたつの天板は他のテーブルとは違い、天板の固定が出来ないのが問題です。
無垢の木の天板は、固定しないままだととても反りやすいので、
それを解消するために、写真のように木の繊維方向を直交するように天板を組んでいます。
天板を固定しないので表裏両面使えるのですが
今回はあえて節が入っている材を裏側に使い
表と裏で違った表情を楽しめるようにしています。

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梅雨らしい梅雨、雨の日が続いていますね。
ここ数年は毎年アジサイを見に出かけるのですが
今年は初めて妙見山のケーブルとリフトを乗り継いで山頂まで行ってきました。
リフトからは咲き誇るアジサイが、ケーブルでは野生の鹿に出会えて
季節の景色を楽しむことができました。